特に男性にとって、年収は婚活において重要な部分です。それこそ、その人の価値尺度みたくなってきます。
ですが、特に就職氷河期を経験した方は年齢を重ねてからも非正規雇用のままで、婚活で勝てるような年収額に至らない方も多いと思います。
年収を上げるには①昇進する②転職する③独立・起業する・・・といった方法があります。①は自身の能力の他にも、会社の事情も影響します。例えば、会社の業績が低迷しており人件費を捻出できない場合は社員の昇進や昇給も凍結されることだってあります。つまり、自分がとんなに頑張っても報われないことだってあるということです。②はこれから話します。③はそもそも、そう簡単には行きません。（私自身、現在は兼業として個人事業を行っていますが、営業活動なんて簡単には行かないもんです。）
さて今回の本題ですが、②転職するという選択肢は特に年齢を重ねるほど難しくなります。特に就職氷河期に当たった世代は十分な自己研鑽がなされないまま非正規雇用として就労してきた方も他の年代と比べても多いです。（ただ、そもそもこの世代の人口自体が多いので、それに比例して非正規雇用が多くなっており、正規雇用として安定した収入を得ている方も多数おります、公務員とかね。）
以前と比べても中高年の転職が一般的になりつつありますが、日本はまだまだ新卒一括採用が根強いです。転職をして年収を上げようにも、若い人たちの雇用が優先される。かと言って若い人たちよりも抜きんでた能力もない。そう言って路頭に迷う中高年男性も多いでしょう。そんなときによく「資格を取って転職に役立てよう」と一念発起して勉強に励む方もおります。
年齢を重ねてからも勉強に勤しむことは素晴らしいことです。ですが、資格が転職に役立つのは本当なんでしょうか？結論から言えば「目標を定めて、それに合致する資格を取る」ことが転職への近道になります。つまり「目標⇒資格」であり、「資格⇒目標」ではないんです。
例えば今の勤務先が工場系の場合ならば、フォークリフトの資格があれば工場系の他にも、道路工事業、建設業など転職の幅が広がります。また、接客業に就いている方には登録販売者の資格をお勧めします。市販の医薬品を販売できる資格で、ドラッグストアへの転職に役立ちます。
まずは、自分がやりたいことを考え、それに関連した資格を取れば転職活動において有益になると思います。よろしくないのは「まずは色んな資格を幅広く取っておけば、幅広い業種で転職が有利になるだろう」という考え方です。これって自分のやりたいことが定まっていませんよね。面接で志望動機を聞かれても面接員の心に響く答え方はできないでしょう。また「自分はこれだけの資格を取りました」アピールをしても、「この人は頭でっかちで、やりたいことが見えていない」と面接員に見透かされます。
まず、自分は何ができるかを洗い出す⇒これから何をしたいかを決める⇒それに合致した資格を取得・・・これが転職への近道になると思います。また、資格が全てではありません。日本の企業における中途採用は資格＜実務経験であり、その人の経験を重視する傾向が未だあります。非正規雇用であっても、実務経験を通じて得たことを思い返してノートにまとめておけば転職先の面接でも役立つでしょう。
当店は札幌市中央区にある結婚相談所NOZZE.加盟店です。お客様対応は札幌市内のホテルラウンジ・喫茶店で行います。また、ご希望があれば出張訪問も対応します。当店ホームページもどうぞ。
お手軽に利用できる加盟店を目指しております。
