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不遇からの底力~氷河期世代の一人として考える~

団塊の世代、バブル世代、ゆとり世代、Z世代など、生まれた年代で括った世代名が付けられてきました。その中で最も「不遇」とされているのが「氷河期世代」でしょう。

 

氷河期世代は1970年~1982年ごろに生まれた世代を指し、この世代が就職活動を行っていた1993年~2005年ごろは就職難で、「就職氷河期」と呼ばれたことからこの世代名が付けられています。私自身も1976年生まれで、この世代のど真ん中です。ちなみに私は2000年の新卒に当たり、この年の新卒求人倍率は0.99倍で最も求人が少ない時期でした。

 

この世代が「不遇」と言われるのは

①大学全入の現在とは真逆で、厳しい受験戦争を乗り越えなければ大学入学を果せなかった。

②せっかく熾烈な受験戦争を乗り越え大学に入学するも、就職を控える時期には求人が少ない。

③希望の職種に就けず、不本意な就職、あるいは非正社員として社会に出る。

パワハラという概念がなかった時代で、指導という名目で罵声や怒号を浴びせられながら仕事を覚えなければならなかった。

⑤年齢を重ねてから正社員としての転職を試みるも、若い世代に椅子を取られてしまう。

⑥ようやく国がこの世代の救済に入ろうとする矢先にコロナ禍になり、結局その救済がフイになった。

 

といった理由からでしょう。

 

確かにこの世代は他の世代から見れば不遇でしょう。バブルの恩恵もなければ、現在のような売り手市場の求人状況も経験していない。最も損をしている世代と言われて当然です。

 

ただですよ、これは私の本当に勝手な思い込みを承知で書かせていただきます。大変な時期を過ごしたからこそ、この世代には底力があると思います。悔しさをバネにして這い上がる力があると思います。

 

自分を信じてこの日々を生き抜きましょう。

 

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